Posted on 2017-08-08 11:19:34
賃貸と比較して不動産購入がギャンブル要素をもつのは、まさにこの「将来価格がさっぱりわからない」という点でしょう。少子化の日本で家を買うということは、どういう意味をもつのか。これは正直予想してもしょうがないと思いますので、私のスタンスは、最悪の事態に対する覚悟を決めておく。ということです。以下の事例で考えてみましょう。
年齢: 35歳
売却時期: 20 年後
物件価格: 4000万
管理費修繕: 20,000/月
価格下落予想: 500, 1000, 1500万で比較
さて、ここでは、20年後に500万下がる、1000万下がる、1500万下がる、という比較をしてみました。 これに伴って変化するパラメータはなんでしょうか?
などの影響を考慮して、月次換算コストを見てみましょう。
事実を確認しましょう。
当然ですね。「うぁ結構上がるなぁ」というのが私の印象です。 9万で住めたか、13万で住めたかは結構違います。では、この予想の精度をなるべく高めるデータを提供します。 下記は渋谷区・港区・目黒区のマンションの築年数(横軸)と坪単価(縦軸)の関係を表したグラフです。
ここから、およその値下がり傾向を予想することはできるでしょう。しかし、急速に少子化が進む日本における物件の将来価格を正確に予想できる人は、誰一人いません。自分の覚悟をどこにおくか、自分は日本の将来にどうベットして家を買おうとしているのか? 理解しておきましょう。
とっても難しいですけれど。
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